(52歳女性)

左側での習慣的な噛み合わせ癖のため,顎が左に偏位して口が開け難くなった症例

顎の偏位で下顎から突き上げられて1と2の間に隙間が出来ている    
右関節頭は正常な位置   左関節頭が後上方へズレ関節円板が前方へ転移し口が開かない

 

 
顎が少し左に偏位している    

 

シロナソグラフ
(噛み合わせのパターンをコンピューターで3次元的に読み取り咬合診断するものです)
 
初診時、円が小さく動きが悪い   治療後,大きく自由な動きが出来るようになった

顎関節症、治療前治療後の口腔内写真

治療前    
治療後    

治療としては噛み合わせの調整を行っただけです。1と2の間は隙間が閉じて自然にもとの位置に戻り、開閉口もスムーズになりました。このように調整のみで治るケースもあります。